遺言

これは遺言です。
正直まだ僕自身、年内に死んでしまうということの自覚ができておりません。
死ぬ、ということがまだまだ遠い出来事のように思ってしまっています。
ですが、人間は必ず死ぬことはなんとなく理解しているつもりです。
それが、あと二ヶ月もないうちに訪れるということなのです。
これは遺言です。
正直誰に向けて書いているのかもわかりません。
書く?
書くということは遺書なのかなこれは。
遺言と遺書の違いってなんだろう?
でも、そんなこともわからないまま僕は死んでいくのかもしれません。
ただ一つ、最後に残したい言葉があるとすれば、それは、ただ死ぬだけだということです。
まだいろんな人のことを考えたりできていない状態ですが、すみません、死んでからじっくりと考えさせていただきます。
残念な遺言ですみません。僕が知っている皆さんは残りの人生素敵に過ごしてもらえたら嬉しいです。
それではさようなら。